すっかり日が暮れるのが早くなりました(;_;)。
17時には暗くなり始め、18時には真っ暗になる~……
とはいえ、犬たちにはとても過ごしやすい季節になりつつあります。私は…寒がりなのでこれから(つД`)ノ
なんで、毎日遊んでいても写真撮れないのよね~。
ましな写真をUP(´∀`*;)ゞ

明良くんの躍動感ぽい?

変わらず元気いっぱいの優さ~ん

愛さんも今は毎日走れています。夜は結構呼吸が辛そうな時も・・・
昨日は少し明るい時間帯だったので写真を撮ってみたけど、やっぱりブレブレで
ピント合わないわ~。

昼間が暑いくらいの日だったので、オケ?に水が入っていたの知らなくて、、、ていうか、もうお腹壊しちゃうからやめてo(`ω´ )o
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明良くんプロフィール:http://blogs.yahoo.co.jp/rgpwx251/39624050.html
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現在、15歳2か月の愛さん。変形性脊椎症(老年性)の疼痛コントロールの為、
4週毎に カルトフェロンを注射しています。

7日月曜に明良くんの細胞診結果を聞きに行くのと併せて注射に行ってきました。
5日くらいから食後と朝起きた時にあひるの鳴き声のような咳を30秒~1分している愛さん。

その症状を伝えると「気管虚脱」では?という事でレントゲンを撮って貰いました。
虚脱具合はⅢ度。(気管の直径が約75%減少+気管の筋肉が気管の粘膜に部分的に接触している)
原因は「老齢による筋力弱化」だろう、との事で気管支拡張剤と抗生物質が。
飲ませ出した今は咳をすることもなく楽な呼吸で過ごせています。
で。。。気管支を確認する為に撮ったレントゲンで発覚した事。
肺に腫瘍が。。。。。。

5月に撮ったレントゲンではなかった影が明らかに9月7日のものにはありました。
一般的に肺腫瘍には、抗がん剤も放射線治療もほぼ効果が期待できないと言われています。
外科手術もありますが、再発する可能性が高い。
簡単にいうと、確実な治療法はありません。

サイズは現在30㎜。初期段階で、犬自身も何も気づいていないし、症状も出ていません。
食欲もありますし、呼吸も安定。日々ランで走ってる状態です。
気管支虚脱の症状があったのでレントゲンを撮り偶然発見できました。
年齢も15歳超ですし、1つの腫瘤として映っているので原発性では…という獣医の予想です。
原発性(予想)であろう腫瘍は大きくなっていくので破裂することがあれば、突然死の可能性も含め、
予後は数か月~2年程度と説明を受けました。
肺腫瘍の末期は呼吸苦に始まり、胸水、腹水など等かなり本犬も辛い。。。
肺生検も視野にいれましたが、その為には場所の特定の為にCTやMRIが必要。
それには麻酔をかけるので、麻酔リスクが立ちはだかります。。。
麻酔リスクが高すぎる年齢を考えると当然手術の選択肢もありません。
セカンドオピニオンしたうえで、同じ回答を得て、
抗がん剤も、放射線治療も期待できない効果測定、副作用の辛さを考えると何もしない事を選択しました。
症状が出てきた時にできる限りの対症療法を。
私自身、と言えばショックがないと言えばもちろん嘘になりますが、昨年10月に蘭さんを見送ってからは、
更に高齢の愛さんとは、余計に「年を越そう」「桜をみよう」「誕生日を迎えよう」「紅葉をみよう」と数か月単位での
日々を過ごしていますし、疼痛コントロールを始めてすでに数年、ずっと頑張る愛さんに「ついに・・・」という思いもあります。
腫瘍が大きくなり器官圧迫を始めとする悪さ(呼吸が苦しくなる)前に、寿命のお迎えが来る事を願うばかりです。
愛さん、最期まで笑って過ごせるようにママは精一杯サポートするからね。。。
あきちゃんの首のしこりに気付いた8月27日金曜日。病院に行って検査した依頼した8月31日月曜日。
そして
検査結果の電話を貰った9月5日土曜日。詳細を聞きに行った9月7日月曜日。

病理結果としては…
異形リンパ腫(過形成)ではなく反応性リンパ節腫大(反応性の腫れ(リンパ腺炎))。
「でもね、でもね、
白血球数等の炎症時にあがる血液反応全くない正常値じゃん!!!」と先生に食いつく私www
「細胞でおかしいものはないんですよ。」

※明良の細胞ではありません※
写真のやじるしの細胞は異常リンパ細胞(細胞)です。
と先生が優しく正常なリンパ細胞と異常リンパ細胞(悪性)の写真を見せながら、明良の結果と見比べながら
答えてくれる。

明良くんの臨床結果
確かに臨床結果の細胞写真で変なものは見当たらない。。。
ただ、9月7日月曜時点でもリンパ節腫大は明らかで、特にサイズが変わっているわけではない。
通常の炎症反応性リンパ節腫大なら、炎症がなくなれば小さくなる(元に戻る)から。。。
「しばらく様子をみましょう。あまり刺激を与えないようにして(触り過ぎない)、大きくなるようなら
再検査も含めもう一度考えましょう。」
にまた食いつく私www
「先生、刺激をあまり与えないのに、確認してサイズを見ていくんでしょ?どれくらい触っていいの?
心配でどんどん触っちゃいます。先生、話が矛盾してます。。。」
苦笑いしながら、触るのはせめて1日1回くらいにしましょうね。とwww

8月27日に気付いた時から9月13日の今日まで、リンパ節腫大は続いている。。。
サイズは1日に1度確認しているけれど変わってない様子です。しばらく様子見のあきちゃんです。
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「遺伝子検査」って言うと犬に???そう思われるかも知れません。
それはそれは大昔の時代、オオカミから「犬」が作出されただけで、「純血種」が作出されなければ、
必要なかったかも知れません。
しかし、人間は「純血種」を作出しました。それぞれの用途に合わせて、その用途を得意とするように…
今、世界中では非公認犬種を含め700~、FCIでの公認犬種343犬種(2015/1月時点)、JKCでは
FCI公認犬種のうちから194犬種が公認犬種として認められています。(JKC HPより)
人々は犬種を作出し、固定してきました。(何度もしつこいですね(笑))
ウェルシュ・コーギー・カーディガンも人によって作出されました。
その犬種がその形、その性格として固定する為に。。。その為、遺伝疾患があります。
遺伝病の多くは、根本的な治療法が確立されていません。
一番有効的にコーギー・カーディガンを守る手段は、
遺伝的に健康障害をもたらすアフェクテッド(変異型/変異型)保有の
コーギー・カーディガンを増やさないことです。
クリア(ノーマル)遺伝子を保有する犬で、計画交配を行う事が何よりも大切です。
ブリーディングに適した犬であるか否かは、外見だけではの判定不可能です。

遺伝病のアフェクテッド(変異型/変異型)の仔犬が生まれる可能性があるかどうかをDNA検査によって調べることが
重要となります。
遺伝子検査を行うことで、難治性の病気になる可能性が高いカーディを未然に防ぐことができ、
コーギー・カーディガンを護ることに繋がります。
すでにカーディを迎えているオーナーさまは、カーディが遺伝病に罹るような変異遺伝子を保有しているか
どうかを確認する事で、遺伝病の早期発見と発症予防、発症した場合の生活シュミレーションができますし、
その時の心構え、準備をする時間ができます。
オーナーさまが愛するカーディが抱える可能性のあるリスク軽減へ役立ち、幸せな生活へと繋がると私は確信しています。
すでに説明済みですがカーディに注意すべき遺伝疾患は、PRA、DM、VWD、CHD、PI等…
我が家が利用しているところはOrivetというオーストラリアの検査機関です。
何故ここを?の理由は犬種別のセット検査が可能で、1つずつ検査するよりもコストパフォーマンスに優れている、
のと、日本語で質問を含めたやり取りが可能だから…デス。
金額は1検査8,900円です。セット検査で申し込むと15,500円/頭になり、コートカラー検査、DNAプロファイルも
含まれているのでかなりお得(金額は2015/9/7時点)。
日本で検査すると約2.5倍、それをかけてもここに記載する内容すべてが検査できるわけではありません。
「繁殖者は遺伝子検査をすることが当然」、という意識が進んでいる諸外国では、遺伝子検査はごく普通に行われている為か、
価格がかなり抑えられています。
また日本の検査機関はカーディはマイナーな為、検査不可の項目も多くできない場合も少なくありません。
カーディのセット内容はこちら
・変性ミエロパチー/変性性脊髄症 (DM)
・進行性網膜委縮症(rcd3 PRA)
・EM(メラニンマスク)遺伝子座 (MC1R)
我が家はこれに追加検査で
・フォンウィルブランド病タイプ I (vWD1)
をしていますが、vWD1はペンブロークに多い遺伝病で、カーディではありません。
私自身、19世紀にかなり交雑されていたので追加して注意が必要だと思っている次第です。
検査はお金を支払うと説明書とキットが送られてきます。
詳しくは説明書に書いてありますが、キット(綿棒のようなもの)で
口腔内をグリグリとしてDNAを採取し、専用の封筒に入れて送るだけ。
ただそれだけで難しいことも、犬に負担になることもありません。
通常2週間程度で結果が出ますが、場合により1か月程度かかる事もあります。
結果はメールにPDFで送られてきます。
気になる方は一度検討を、ブリーディングを考えられている方は是非必ず検査されることをお勧めします。

純血種は人間の手によって作られた、改良された犬です。
それ故、過去に交雑が多く作られた犬種程、犬種特有の遺伝疾患を受け継いでいる可能性が高いと言えます。
犬種特有の遺伝疾患があるので、当然ですが、ウェルシュ・コーギー・カーディガンにもよく出る遺伝疾患があります。
過去に特に注意すべき遺伝疾患として、PRA、DM、VWD と書きました。が、これ以外にも注意すべき疾患があります。

ウェルシュ・コーギー・カーディガンは「軟骨異栄養犬種」です。
※軟骨異栄養症……骨の形成不全で骨が発育されないことにより骨が短くなる病気
生まれつき軟骨異栄養症の素因(遺伝子)を持っていて、椎間板の変性を起こしやすい犬種です。
この因子をもつ犬種は他の犬種(因子をもたない犬種)よりも若い時期に椎間板ヘルニアになりやすいのが特徴です。
その中でも、コーギー・カーディガンのような胴長短足の体型は、体型自体が腰に負担がかかる為、更に注意が必要です…

その他にも
■股関節形成不全(Canine Hip Dysplasia(CHD))・・・・・・股関節の発育または成長に異常が見られる疾患。
多遺伝子性(原因遺伝子が複数ある)で、「その病気のなりやすさの程度」を親犬から引き継ぐことと、
環境(なりやすさを助長する環境的な要素(肥満等))要因も合わさり発症します。
症状は全く目に見えない軽度なものから、手術が必要な程重度なものまであります。
原因遺伝子は特定されていません。
この遺伝子はまだ解明されていない為、両親犬の「骨の形成が完成する1歳から2歳の間にレントゲン検査を受ける」事で
その素因(遺伝子)をもっている可能性が低いこと、発症する可能性がないことを確認する事が大切です。
■膝蓋骨脱臼(パテラ)(Patellar luxation)・・・・・・後足の膝関節(お皿)がはずれてしまうもの。
多遺伝子性(原因遺伝子が複数ある)で、「その病気のなりやすさの程度」を親犬から引き継ぎます。
症状は痛みと機能障害が見られない軽度なものから、手術が必要な程重度なものまでです。
原因遺伝子は特定されていません。

股関節形成不全(Canine Hip Dysplasia(CHD))、膝蓋骨脱臼(パテラ))も各遺伝子の作用により
特定することが困難で、遺伝子検査による繁殖のリスクを減らす事は今の段階ではできません。
「疾患因子(原因遺伝子)を受け継いでいる可能性のある犬
(それらが発症している犬とその一族)でブリーディングしない」
という選択交配をすることで発症リスクを減らすしかありません。
・後ろ足の歩き方や座り方の異常
・スキップをしているように歩く
・跛行する(びっこをひく)
・散歩の途中で座り込む
・歩く時に腰が左右に揺れる
・ジャンプや階段を上がるのを嫌がる…等々
そんな様子が見られる時は、それらの疾患を疑い診察を受けて下さい。
そして、その疾患である事がわかった時には是非ブリーダーに連絡をして、その家族を一族を繁殖ラインから
外すよう伝えて下さい。
この関節系遺伝疾患を排除する為には、家族に迎えたオーナーさまの力が必要です。
