2015年6月下旬に入った1本の連絡。それは、センターに入っている犬を助けて欲しい、というものでした。

収容時のシーバ
私たちAubeDouceは個人宅でそれぞれのキャパに応じて、犬猫を保護し、医療措置を施して
新しい家族を探しています。
センターに収容された犬猫は、目に見えない疾患を抱えていたり、感染症に罹患している可能性もあります。
万が一、里親様を探せない状況の仔の場合はうちの仔として迎える。その覚悟で活動しています。
迷子収容され、期限までお迎えがない。福岡ではそんな仔が沢山います。。。
妊娠して望まれない仔を増やさないように。二度と迷子にならないように。
二度と捨てられたり虐待されたりしないように。ずっと幸せに暮らしていけるように。
どれだけ助けて欲しい、という思いがあってもその思いに「行動」を伴う責任が持てないならば、
助ける事はできません。
「可愛そう」だけでは犬たちを幸せにはできない、人も犬も幸せにならなければ意味がない。
先住さんがいるならば、先住を絶対優先事項として、先住も含め幸せにならなければ意味がない。
私は常々そう思っていますので、かなり厳しいお話をさせて頂きました。
陰部の腫れから妊娠の可能性もあること。。。
沢山の話と覚悟を確認して……
2015年7月2日、引出しをしたその足でそのまま、その強い思いと行動を備えたO様の基へ。


室内では先住の柴さんたちのお出迎え~。
外飼育されていたぽい、シーバちゃんは、感染症リスクを避ける為、先住さんたちと隔離できるお庭に。

翌日、
Oさまはかかりつけ医の基で健康チェックとワクチン接種。結局ヒートであった事が判明。
その為、不妊手術は延長になりました。手術は年内で調整中です。
それから、ワクチン接種等々……フィラリア陽性である為、継続治療が必要ですが、
ついに、9月から室内飼育に!!2015年9月18日。狂犬病ワクチンと畜犬登録が完了し、正式譲渡完了、
とさせて頂きました。

Oさま、厳しい条件も含め真摯にお答え頂き、覚悟を見せて頂きありがとうございました。
Oさまの強い気持ちと行動でシーバちゃんの命を繋ぐ事ができました。
名前は倖(ゆき)ちゃん。お父様が命名して下さったそうですよ★
Oさま、末永く宜しくお願い致します。
倖ちゃん、いっぱいいっぱい幸せになりなさいね★

2015年10月18日に倉敷市西阿知町で開催されたFCI中国インターナショナルドッグショー。
毎回我が家だけのカーディなのですが、今回は慶くんに相手がいました!!
なんか、
こうやって戦う相手がいるのは嬉しいことです。

ドッグショーは、
犬種毎のスタンダードを競い合って、犬種の犬質の向上を目的とした勝負です。


犬種を愛する人が、その犬種の1位を目指す事で犬が洗練され美しくなる。
そうブリーダーが切磋琢磨することで、その犬種は守られています。

なので、
その犬種を本気で愛していれば、スタンダードを視野に入れたブリーディングを行うし、
自分のブリーディングした仔がスタンダードに沿っているか?を確認する意味も含め、
ドッグショーに参加する。

参加すれば勝負なので勝つために努力する。そういうものだと
私は思っています。

で。今回は………オーストラリアの審査員でとても厳しい評価をされる方でした。
ベリーグッドは頂いたのですが、キャシブ出ず。。。悔しい!!!
次、頑張ります!!

2015年1月保護当初、犬に対して挨拶ができずしつこさが見られる為、犬が苦手だと思っていた明良くん。


あれから10か月……意外と誰とでも仲良くできる事が判明。
我が家の優さんとは群れなのでもちろんなのですが、ドッグランで遊んでいても問題なく過ごせます。
こちらは、NPO法人セブンデイズの保護っ仔の、もみじ、かえで、おとは、ふたばの4兄弟(7月5日生)。


収容期限切れで保護したわかばが妊娠していた為、施設で出産し現在ワクチンプログラム中の仔たちです。
傍若無人(自分勝手)なふたば(♂)。犬との挨拶、遊び誘うのが上手なもみじ(♀)。人依存が強めのかえで(♂)。
群れ意識の強いおとは(♀)。同じ兄弟でも随分と性格に違いが出てきました~

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明良くんプロフィール:http://blogs.yahoo.co.jp/rgpwx251/39624050.html
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■明良くんへのご応募はアンケートフォームよりお願いします。
PC・スマホ
https://ws.formzu.net/fgen/S50627177/
携帯電話
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私たちAube Douce(オーブドゥース)は保護団体ではありません。
収容期限の切れた仔を引き出す時には、何かあった時には自分の仔にする。その覚悟で引き出しをしています。
それは、ここに集う仲間全てが同じ思いです。
ワンコやニャンコ、引き出した後に全てが健康なわけではなく…もの凄く医療費のかかる場合もあります。
引き出ししてから新しい飼い主さま宅にお嫁・お婿に行く時にはその医療費の全額または一部のご負担を
お願いしています。
ここには我が家で引き出しして家族を捜す仔らの医療費と活動していく為に行っているチャリティ商品販売「Lily's Cardi,Charity SHOP」、
またご支援頂いたフリマ販売等の収支の報告をさせて頂きます。
※継続して記載している為、今回報告の最初の1行が前回報告の最終行になっております。
※2015年8月までの収支はこちらでご確認下さい。

■9月のご支援のお礼
・Lily'sCardi Resucueチャリティ商品をご購入頂き、誠に感謝致します。
ありがとうございます。保護っ仔の為に大切に使わせて頂きます。
■9月のお知らせ
■我が家からの卒業

2015年10月5日、愛さんとあきちゃんの定期診察に行ってきました。

待合室にて。この後、患畜さんが来て優さんが吠えて隔離されました・・・
あきちゃんの首のしこり(リンパ腫大)ですが、実は変わらず。。。。です。
1週間程度前から朝方に時々、あひるの鳴き声の咳を始め、気管虚脱が進んでいるかも…と思いつつ。
と思っていたら、しこりが雪だるまみたいになってる(増えてるor大きくなってる)!!
で、愛さんの定期診察に、あきちゃんも連れて行く事にしたんです。

気管虚脱の進行確認の為、レントゲンを撮ると、息を吸う時がⅢ度、吐く時がⅠ度。
明良くんの場合は、遊びの時に結構吠える(テンションがあがると吠える傾向があります)、
ボールを追いかける時も吠えながら走ります。
また、保護時に痩せていたので、体重を適正値まで増やしたこと、の2点が進行原因ではないか?との事です。
虚脱が進行しているので、お散歩もハーネスに変更しようと思っています。

リンパ腫大が大きくなっている、と思っているのは、リンパ節が2つ腫大している為で、
大きくなっている訳ではないそうな。
今回2つになっている理由は、肺に炎症を起こしているからだろう(肺の炎症は咳が影響しているのではないか)、
との事で、リンパ腫大も変わらず様子見です。
咳は時々ですが、肺に炎症を起こしていたので、投薬を開始しました。
お薬は愛さんと同じ、気管支拡張剤で、朝、夕の1日2回です。

愛さんですが、カルトフェロンによる疼痛コントロールも上手に出来ていています。
愛さんは気管支拡張剤を飲みだしてほぼ咳もなくなり、レントゲンでも炎症を
起こしていた肺がとてもクリアになっていい感じです。
このまま、投薬を続けながら様子をみていきます。
肺腫瘍のサイズも変わらずです。
のんびり時間が過ぎて行きますように………
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明良くんプロフィール:http://blogs.yahoo.co.jp/rgpwx251/39624050.html
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私は英語が分からない(ノд・。) グスン
正直、どのレベル?と聞かれれば"This is a pen."のレベル(;^_^A アセアセ・・・。

中学2年頃から英語の授業が始まると子守唄のようで睡魔に襲われ…、
"Do"とか出てきた時点で意味分からない!!という状況のまま大人になりました。(-_-)ウーム
日本語も上手ではないから主語だの形容詞だの補語だの言われても…形容詞って??
補語って??なので、当然だけど、英語でのSVだのSVCだの文法の話になっても
さっぱりだったりします。。。( ̄-  ̄ ) ンー
頑なに「日本に住んでるんだから日本語だけ喋れればいい!」
という英語への拒絶反応をして_(_△_)ノ彡☆

そんな私が英語を学ぶ、というか頑張りだしたのは6年前。
日本でのカーディの状況について調べた時に何の情報もない事から海外文献を読み漁るようになってから。
と言っても、Google翻訳さんにお任せっぱなしで、正しく翻訳できないところを自分で調べて…のレベル。

3年程前から海外のシリアスブリーダーさんとやり取りを始めましたが、
英語がさっぱりの私は当然プロの翻訳さんを間に入れて会話をしていました。(今も)
自分の犬種への思いを伝える事、犬屋や繁殖屋ではなくブリーダーである事を理解して貰う事。
日本では、全ての繁殖する人をブリーダーと呼ばれていますが、
諸外国では小銭儲けの為やお金儲けだけの
犬種を愛さない繁殖屋・犬屋は卑しいものとされ、ブリーダーとは呼びません。
沢山沢山やりとりをして………そうして、慶、麗、頼はやっと日本に来る事が出来たのです。
同じように、今年の2月にカーディ原産国(英国)のThe Kennel Club(KC)や、
JKC加盟のベルギーのFEDERATION CYNOLOGIQUE INTERNATIONALE(FCI)とのやり取りもプロの翻訳さんを通して。
これに関する記事はこちら
でもね、欲が出てくるんです。

どのような考えでブリーディングしてる?とか、
どうしたら素晴らしいカーディにできる?とか
遺伝子の話、とか、マールの話とか、スタンダードカラーの話とか、
そんな会話を自分自身でしたい。って。
シリアスブリーダーさんと直接電話できたら、とか会って会話ができたら、
学ぶことができたら、とか思うようになって。
国内でそんなカーディに特化して狂った会話できる方、私1人しか知らないから。
そんなわけで、
今月から英国の方(インターナショナルスクール講師と大学の英語講師、
JAZZミュージシャンの3足の草鞋の先生です)と英会話をマンツーマンで週2回レッスン開始しました。
listennigとspeaking 、reading 、writeing 。と日々勉強中ですが、話せるようになるのはいつのことやら…
改めて頭の悪さを実感しながら、私にここまで決断させるカーディの魅力。恐るべし!
