ゆり地方は今日は1日雨でした。
さて。
2016年9月15日。我が家の長女、愛さんが虹の橋を渡りました。

2015年9月に発見された原発性(推定)の肺腫瘍。肺腫瘍のほとんどの場合が浸潤性、転移性のもので、
手の施しようがありませんが、原発性のものは、積極治療の切除手術により唯一完治が見込める肺腫瘍です。
積極治療を選択しない場合の原発性肺腫瘍の余命宣告は2か月~1年。
コーギー・ペンブロークの平均寿命は12~13歳。私は平均寿命を過ぎた後は神さまに貰った時間だと思っています。
15歳を超えていた愛さんに、私は積極治療ではなく、緩和治療を行い、余命を受け入れる選択をしました。
愛さんができる限り苦しくないように…快適に過ごせるように。
クリスマス、正月、桜、紫陽花、プール…数か月単位で共に過ごす目標をたてながら1年。

蘭さんを迎えた2001年。

元気いっぱいの2007年。まだレッドの毛色が濃いです。

2008年。熊本でオフ会をした時。

2009年。東京でスリングで電車に乗りました。今は禁止されてるけど、この頃はまだOKだったんだ。

2009年。優さんを保護した頃。まだ優さんが家族になると思ってなかったね。

2011年。優さんが家族になって3頭姉妹になった。

2012年。福岡に帰ってきて本格的な保護活動。保護っ仔のサンタくんとの大きさ比べ。
いつでも良いリーダーでした。

2014年。保護っ仔の豆助くん。豆助の事、愛さん大好きだったね。

2014年冬。家族に慶くんと麗ちゃんが増えて大所帯に。

2015年。保護っ仔の明良と。いつも一緒に寝てたのを覚えてます。
15歳からは愛さんが、私の心の準備の為にくれた1年。貴方の「死」を受け入れる為にくれた1年。
愛さん、本当に頑張ってきました。
亡くなる当日朝まで食事を自力完食し、夕方まで自分で排泄。
最期は私の腕の中で息をひきとりました。
享年 16歳3か月。
目を閉じれば貴方の駈けまわる姿が浮かぶ。ボール遊びが大好きだった。泳ぐのが大好きだった。
食べることが大好きだった。
年々偏屈で頑固なイジワル婆さんになり、耳はほぼ聞こえなくなっていたし、痴呆症状もあったけど、
全てが愛おしくて、可愛い婆さんだった。
貴方には我が家で、沢山の我慢を強いてしまったかも知れない。
本当は、うちじゃない方が倖せになれたのかも知れない。
でも。
貴方を家族に迎える事ができて、私は本当に倖せでした。
我が家の娘になってくれてありがとう。
16年3か月一緒に居てくれてありがとう。
沢山の大好きをありがとう。
私を蘭や優、慶や麗、頼と出会わせてくれてありがとう。
虹の袂で、皆と私が行くのを待ってて下さい。
またね。
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